AIとの音声会話に慣れないなら。「質問して」と頼むところから始めよう

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AIとの音声会話に慣れないなら。「質問して」と頼むところから始めよう;

AIに話しかけて、考えを整理したり、文章を作ったりする。便利そうだと思っても、いざ始めると「何から話せばいいんだろう」と戸惑うことはありませんか。 私自身、最初は声でAIと会話しながら作っていくことに慣れていませんでした […]

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AIとの音声会話に慣れないなら。「質問して」と頼むところから始めよう

AIに話しかけて、考えを整理したり、文章を作ったりする。
便利そうだと思っても、いざ始めると「何から話せばいいんだろう」と戸惑うことはありませんか。

私自身、最初は声でAIと会話しながら作っていくことに慣れていませんでした。会話の中で必要な指示を出せるようになるには、実際に使いながら慣れていくことが必要だと感じています。

そのときに一つの助けになるのが、AIに「質問して」とお願いすることです。
自分だけで説明を完成させようとせず、聞かれたことに答えながら、伝えたい内容を整理していきます。

話すだけで文書を作る、新しい動きも

Googleは2026年10月21日、スマートフォンのGoogleドキュメントで、会話しながら文書を作る「Docs Live」の提供について案内しました。関連資料を参照しながら、構成や下書きを作る機能です。[1]

ただし、確認した公式ヘルプでは、Android・iOS向けで英語のみ、対象のGoogle WorkspaceまたはGoogle AIプランが必要とされています。日本語で誰でもすぐ使える機能として紹介するものではありません。[2]

このニュースをきっかけに、今回は、特定の新機能の操作方法から少し離れて「AIとの会話をどう始めるか」を考えてみます。以下は、音声で対話できるAIを使う際の練習例です。実際の操作や利用条件は、使うサービスによって異なります。

最初から、全部説明できなくてもいい

「誰に向けて、何を、どんな文章にしたいのか」
必要な条件を最初から全部そろえて話そうとすると、それだけで難しく感じるかもしれません。

私が今こうして記事づくりで行っているのも、AIからの質問に答え、自分の考えを少しずつ伝えるやり方です。

今回の話でも、音声で作ることへの戸惑いを話し、どんな始め方なら気楽かを聞かれて、「質問してもらって、それに答えていく」という考えが出てきました。

完成した説明を一度に話すことだけが、AIへの頼み方ではありません。

最初の一言は「一つずつ質問してください」

例えば、お店のお知らせを作りたいけれど、何を伝えればいいか分からない場合。次のように頼んでみます。

お店のお知らせ文を作りたいです。まだ考えがまとまっていないので、必要なことを一つずつ質問してください。私が答えてから次の質問に進んでください。分からないことは、勝手に決めずに確認してください。

「質問してください」だけでなく、「一つずつ」「答えてから次へ」と添えるのが、この練習例のポイントです。
一度にたくさん聞かれた場合も、「まず一つだけ聞いて」と伝え直せます。

ここで紹介する依頼文は、記事用に整理した例です。私の実際の発言をそのまま転載したものではなく、必ず同じ返答になることを保証するものでもありません。

質問に答えながら、材料をそろえる

例えば、次のようなやりとりが考えられます。これは説明用の架空の会話です。

AI:何のお知らせですか?
自分:営業時間の変更です。

AI:いつから、何時までの営業に変わりますか?
自分:○月○日から、閉店を18時から17時に変えます。開店は10時のままです。

AI:どこに載せる文章ですか?
自分:ホームページです。いつも来てくれるお客様に、柔らかい言い方で伝えたいです。

これだけでも、内容、日時、掲載先、伝え方の材料がそろいます。
まだ決まっていないことは「そこは未定です」と答えれば構いません。事実が足りないまま、AIに想像で埋めてもらわないようにします。

下書きの前に、認識をそろえる

話が一段落したら、文章を書く前に、次のように頼みます。

今話した内容を、「決まっていること」と「まだ確認が必要なこと」に分けて短くまとめてください。まだ本文は作らないでください。

表示された内容を見て、日付や時刻、目的にずれがあれば直します。
そのうえで「この内容で200字くらいのお知らせにしてください」と進めると、確認の区切りを作れます。

音声では、固有名詞や数字が違う言葉として受け取られる場合もあります。日付・金額・名前などは、文字になった内容も確かめましょう。

違ったら、会話の途中で直していい

下書きが思ったものと違ったときも、会話は続けられます。

「もう少し柔らかい言い方にして」
「理由は伝えていないので、そこは削って」
「長いので、営業時間が変わることを先に書いて」

こんなふうに、気になったところを一つずつ伝えます。
どこを直したらよいか分からない場合は、「私の希望を確認するために質問して」と頼み直してもよいでしょう。

私自身、声で必要な指示を出せるようになるには、実際にやっていくことが大切だと考えています。初めから滑らかに話せることを、始める条件にしなくてもよいと思います。

最初の練習は、短いお知らせを一つ

まずは、お休みの案内やイベントのお知らせなど、短く、事実を確認しやすい文章で試してみてください。練習には架空の設定でも十分です。顧客や利用者の個人情報、職場の未公開情報を入れる必要はありません。

  1. 作りたいものを一言で伝える。
  2. 「必要なことを一つずつ質問して」と頼む。
  3. 質問に答える。
  4. 決定事項と未確認事項をまとめてもらう。
  5. 下書きを作り、自分で内容を確認する。

AIとの会話に慣れていないなら、最初に話すのは「何を話せばいいか、質問してください」でも構いません。
答えながら、自分が伝えたいことを見つけていく。そんな始め方を、一度試してみませんか。

参考資料

[1]Google Workspace Updates「Create structured documents using just your voice with Docs Live in Google Docs on mobile」
発表日:2026年10月21日/確認日:2026年10月26日
https://workspaceupdates.googleblog.com/2026/10/create-structured-documents-using-just-your-voice-with-Docs-Live-in-Google-Docs-on-mobile.html

[2]Google Docs Editors Help「Generate documents with voice in Google Docs」
確認日:2026年10月26日
https://support.google.com/docs/answer/17256297

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